アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎


繰り返し「くしゃみ」が出たり、大量の鼻水が出たり、鼻づまり(鼻閉)を繰り返す症状を鼻過敏症と言います。鼻過敏症のうち、抗原抗体反応によって起こる症状を鼻アレルギー(アレルギー性鼻炎)といい、抗原抗体反応によることが明らかでない場合を血管運動性鼻炎といいます。アレルギー性鼻炎のうち、ある季節に限っておこるものを季節性鼻アレルギーといい、一年中起こるものを、通年性非季節性鼻アレルギーと言います。

鼻アレルギーは、ある特定の物質を吸い込むと、その物質に対して過敏な反応をおこしてしまう状態のことで、アレルギーを引き起こす物質のことを、抗原(アレルゲン)と言います。最近では、このアレルギー疾患が増加しており、小学生では2割程度が、この症状であるともいわれています。アレルギー疾患が増加している原因は、アレルギー物質の増加や、室内環境の変化、食生活の変化、ストレスや大気汚染などがあげられます。

アレルギーの原因となる抗体(アレルゲン)には、食物を摂取するときに侵入するもの、空気を吸い込むときに侵入するもの、皮膚が触れた時に侵入するものがあります。鼻アレルギーの原因となる抗体のうち、もっとも多いのがハウスダスト(約6割)で、次いで花粉(約2割)とされています。ハウスダストのうち、鼻アレルギーの抗原になりやすいものは、ダニの死骸や糞などです。ダニは人間のフケや垢や食べ物ののカスなどをエサとして、塵の中で増殖を続けます。このようなダニをコナヒョウヒダニ(チリヒョウダニ)と言いますが、鼻アレルギーを起こしやすいもっとも重要な抗原の一つです。

花粉によって引き起こされる鼻アレルギーで重要な抗原は、花粉を風に乗せて大量に飛散させる種類のもので、スギ科、カバノキ科、イネ科などです。これらは季節によって花粉が飛散する時期が異なるため、季節性鼻アレルギー(花粉症)を引き起こします。2月から4月には、スギ、ヒノキ、ハンノキが開花し、5月から6月には、カモガヤ、ヒメガマ、コナラなどが開花しますが、このうち、もっともアレルギーを起こしやすい花粉がスギ花粉です。花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりのほか、目のかゆみ、などが起こります。

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